明治維新以前の広島県の歴史

本州西部の中国地方に位置し、現在は中国地方の中心的存在となっている広島県ですが、ではこの広島県はここまでどのような歴史を辿ってきたのでしょうか。ここではそんな広島県の歴史について、古代から明治維新までの部分について紹介することにします。
@広島県の歴史ノ原始、古代
広島県の歴史について、原始時代は一体どのような感じだったのでしょうか。現在広島県の中部にある東広島市には、約2万7千年前の西ガガラ遺跡が有りますが、そこから察するに旧石器時代から人々が居住していたと考えられています。また瀬戸内海に浮かぶ倉橋島(呉市倉橋町)の鹿島沖からは、ナウマンゾウの化石等も引き上げられています。こうしたことからもこの地域の原始時代の様子を窺い知ることができます。
またそこから少し時代が下りますが、広島県内には甲立古墳や石槌山古墳郡等の古墳も有ります。そして所謂白鳳時代には、備後国、即ち現在の広島県の東部に寺院が建立されました。
6世紀頃は、日本の歴史で言えば古墳時代後期に相当します。当時の日本の大和政権は、地域の有力者を国造として任命し、国造制を開始しました。またそれに並行して部民制も導入しました。更には日本の各地域で屯倉の設置を拡大して、大和朝廷による地域民衆の直接支配も介入し始めました。大和朝廷はこうした形で現在の広島県に相当する備後国、及び安芸国への支配体制を固めていったと考えられます。
奈良時代に入って741年、当時の聖武天皇が諸国に国分寺、国分尼寺造営の詔を出しました。それによって備後国分寺を現在の広島県福山市神辺町に、そして安芸国分寺を現在の広島県東広島市西条町に創建しました。
平安末期の1164年には平清盛等平家一門が、法華経28巻など33巻1具(平家納経)を厳島神社に奉納しました。厳島神社は言わば「平家の守り神」であったことでよく知られています。そして1174年には後白河上皇が平清盛らを伴って厳島神社に参拝しています。日本三景の一つとして知られ、そして現在は世界文化遺産にも登録されている宮島、厳島神社ですが、こうしてこの時代から歴史の表舞台に登場しているのです。
その厳島ですが、歴史的に有名な合戦の舞台にもなっています。それが1555年の厳島の合戦です。有名な戦国大名である毛利元就が、陶晴賢を厳島で破ったのがこの厳島の合戦です。この戦いの勝利をきっかけに、毛利氏は勢力を拡大していきます。
1587年には天下統一を目前にした豊臣秀吉も、厳島神社を参拝しています。
1589年には毛利元就の孫である毛利輝元が広島城の築城を開始しました。現在の安芸高田市にあった吉田は郡山城を本城としていた毛利氏ですが、その郡山が手狭になり、交通等も不便であったことから、瀬戸内海に近い現在の広島市に新しい本城を築いたのがこのときでした。現在の広島市の都市の起こりがこのときにあったわけです。
その毛利輝元が1600年に起こった関ヶ原の戦いで、敗れた西軍に組みしていたため、合戦後毛利輝元は長門国(現在の山口県西部)に移封となり、代わって関が原の戦いで徳川方についた福島正則が広島城に入城し、備後・安芸の二国を治めることになります。
もっともこの福島氏による広島統治も長くは続かず、1619年に福島正則は広島城の石垣を幕府に無許可で修築したために、川中島への改易処分を受けることになります。それに代わって備後福山には水野勝成、安芸広島には浅野長晟が入城します。
この安芸広島藩は結局徳川幕府の終わり、明治維新まで存続しますが、備後福山藩の方はその後何度か君主が交代します。1698年には福山藩第五代藩主であった水野勝岑が死去しますが、水野家には嫡子がなく、翌1699年になって松平(奥平)忠雅が福山に転封されてきます。そして1710年にはその松平(奥平)忠雅に代わって、阿部正邦が福山に転封されてきます。
時は下って1843年、福山藩藩主の阿部正弘が老中首座に就任し、後に日本とアメリカが締結する日米和親条約に大きく関わることになります。
そして時は幕末、皆さんもよく御存知のように、毛利氏の長州藩が反徳川幕府の急先鋒となります。それに対して徳川幕府は長州征伐の兵を挙げます。1864年には徳川幕府による第一回長州征伐のため、広島に幕兵が集結します。そして翌1865年には第二回長州征伐が掲げられ、その先鋒を広島藩が命じられました。
ここまでが江戸時代から明治維新に至るまでの、現在の広島県の歴史です。またちなみに江戸時代の藩については、現在の広島県に関して言えば備後国の福山藩、安芸国の広島藩、広島新田藩、それに備後の家老浅野家の広島藩の支城三原城が置かれていました。

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最終更新日:2017/5/25

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